「いや~…吃驚(ビックリ)したぜ!」
ダッと沖田と灰鐘の元に集まったのは永倉、原田、藤堂だった。
「うんうん!普通、あの体制から起き上がって、くるくる~って…
なぁ!」
先程の灰鐘の動きの真似をする藤堂。
「まぁ、私の体は普通じゃないからね。」
はははっと笑っていたかと思えば急に真面目な顔で藤堂と永倉を見た。
「いたっけ?」
「いたわっ!!」
「ひっでぇ!!」
それを見てケラケラ笑う沖田と灰鐘。
(さて、そろそろ戻るかな。
お梅も気になるし…。)
「それじゃあ私は戻るよ。」
そう言って木刀を沖田に渡すと、思わぬ人に声をかけられた。
「凄い身のこなしでしたな。」
振り向くと、細身の割にがっちりとした人が立っていた。
(えっと…。
誰だっけ?)
初めて見る顔に、灰鐘は首を傾げた。



