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沖田と灰鐘が出て行った後に土方は、近藤と山南に事のあらましを話した。
「―――まぁ、こんなところなんだが…。」
「うーむ……。
お梅さんがなぁ…。それに屯所内のあやかしかぁ…。」
「その物の類をほっておくのは眉をしかめるものですが、灰鐘時雨…。彼女のことも気になります。
幕府に追われていると仰ってました。そんな方を新選組に留めていて良いものか…。」
近藤と山南が口々に話す中、永倉が声を上げた。
「てか山南さん大丈夫なのかよ!昨日の今日で辛くねぇのか?」
そんな永倉に山南はにっこりと笑った。
「心配してくれてありがとうございます。
昨日、彼女に斬られましたが、何故か身体に傷は入っていないのですよ。
寧ろ、私が傷つけた彼女の傷は大丈夫なのかと心配です。」



