幕末怪異聞録




「お梅さんの件がある…
最低三日は屯所にいてもらうことになる。
で、屯所内のあやかしの件もある。
悪いが屯所に住み込みで仕事をしてもらう。」



(指示が早いな…。)



つらつらと話す土方に感心をした。



「新選組にいなきゃいけないのか…。」


心底嫌そうな顔を浮かべる灰鐘に土方は鋭い目を向けた。


「仕事を頼んでるのに悪いが、お前の身の上を話してほしい。
嘘は言うなよ?」



そんな土方にめんどくさそうに頭をかいた。



「少々長くなるぞ?」



座り直した灰鐘は土方の方を向いた。



「山崎君、幹部連中を呼んできてくれ。」



「はい。」



土方の命令で山崎は部屋を出て行った。