幕末怪異聞録




「倒れかけの幕府の幕臣になったからってよぅ……。」


「新八、そろそろ屯所に着くからその辺にしとけ。」


「んあ?もう着くのか……。
しゃねぇな……。」



刻々とその時は向かい、それぞれの道を歩む。


何故幸せの時は続かず、辛い時が訪れるのか。


それはまだ天が幸せな時を過ごすなということなのだろうか。


しかし、その先に望む幸せが待っていなければどうすればよい?


さまよい歩いた先にあるのが、また辛いものであればどうすればよい?



それでもまた先に幸せがあると思い人は歩くのだろう。



諦めない限り人は考え、歩き続ける。



死にたい程辛くとも、光を信じ歩く。



どんな結末を迎えようとも。