幕末怪異聞録



「時雨さん、すまないが副長を起こしてきてくれないか?」


「土方を叩き起こせばいいんだな!じゃあ行ってくる!!」


「いや、普通に起こし……て、もう行ったか。」


爛々と目を輝かせる時雨は、何か些か楽しそうであった。


(ふっくちょー室はーすっぐですよー♪)


「ふっふっふ~♪」


あまり聞けない時雨の鼻歌付きだ。


「おっ!時雨ぇ。朝から上機嫌だな。」


「おはよ左之!今から土方起こしに行くんだ♪」


「て、お前悪戯する気満々だな。
程々にしとけよ?後々被害被るのは俺らなんだからな!」


「はいはーい!」


そう言って時雨は原田とわかれたのだ。


「あれ?アイツ、髪型また変わってんな。」

と言われていた。