思わぬことに原田は動揺し、一瞬力が緩んでしまったのだ。
「どこでそんな情報手に入れたんだよ…。」
「え?本当のことなの?
でたらめで言ったことなのに。」
「え?」
時雨の作戦にまんまと引っかかった原田は何とも言えぬ敗北感に苛み、二倍凹んでいた。
とは言うものの沖田には大受けしており、大笑いをしていた。
「あっはっはっ!時雨最高!!
あんな手に引っかかる左之さんも最高!!」
「左之、お前の仇は俺が取ってやる!!」
いきり立つ永倉に時雨は「うっさいな…。むさ苦しい。」と内心悪態をついていた。
「よしっ!時雨!!いざ、尋常に勝負!!」
「……。」
内心冷めてきた時雨は永倉のテンションに着いていけなくなっていた。(冷めるの早ぇよ。by永倉)
二人が手を組み勝負が始まる折り、邪魔者が入ったのだった。
スパーンッ!!
「うるせえんだよ!!」
鬼の形相で入ってきたのは、鬼の副長であった。



