「どしたの、今日すげー可愛いじゃん!」 「そんな……」 「パーティーのときも思ったけど、泉穂ちゃんって化粧でホントに変わるよなー」 あたしはテレながらも、笑いをこぼした。 気さくな先輩の明るさが、今は単純にホッとしたんだ。 「泉穂ちゃん、誰かと待ち合わせ? 時間あったらゴハン行こうよ」 「え……それは」 断ろうとした矢先 先輩が「あ」と視線を右に向けて言った。