亜美の白い目にさらされ……もう間違ってもストーカーなんてありえない訳で。



「焼きそば食いや?」



隣の模擬店で購入した二人分の焼きそばを手に、にこにこと笑う相沢。


しかし……渡されても、どこで食えば!?って話やし!!!


仕方なく隣の透の手を引く。




「なぁ、あの二人ってデキてんの?」

「男子校って……やっぱりなんやぁ」



女の子からの視線を避けるように……俺は屋上へと向かった。