「彼氏が出来たって件なんですけど、先輩どう思いました??」 「どうって……寂しいに決まってるやん!!」 角刈りの頭をがりがりと掻きながら言われても……。 さて、どうするか。 俺的にも龍が今いなくなるのは困る訳やし。 「先輩にだけ話すんですけど……」 俯いて、絞り出した切ない俺の声に反応しない筈は無い。 がばっと顔を上げた先輩には見えないように、くすっと笑うと言葉を続けた。