目を丸くしている俺を見て透は楽しそうに笑う。



「うわべだけやで?」


「本気やったら困るわ」



礼はなんでもするとか……言わんかったら良かった。


「実はな……このままじゃ襲われそうやねん。深夜に夜這いとかもあって休まる場所が……俺にはないんよ」



……そこまで言われたら断れない、なんて俺って甘い???



「ミツと相沢だけはうわべって言わせてな?」



「あぁ、あいつ等なら大丈夫やろ。ただしそれ以外は絶対に言わんでな?」



亜美と別れた日……俺にはなんと!彼氏が出来た。




……ってなんでやねんっ!!