「俺さ、正直キツイ訳」



長い睫毛を伏せながら、急に暗い声出されたら……困るやん。



「何が??」



「いつも玄関におったやろ?寮とか食堂とか居場所がないし」



確かに……先輩に囲まれて大変そう、やけども?



「だからな、龍には表向き俺の彼氏になって貰おうと思って!!」



はい???


彼氏って!?



そんな趣味……全くないんですけど!!!