最後の世界がきみの笑顔でありますように。



それは突然だった。


「……っ!?」


眩しい。すごく眩しい。


真っ白だ。



「っ…何で……?」


目を開けられない。

何も見えない。

手を伸ばすと固いものにあたった。


ペタ…ペタ…



「…嘘でしょ…?」


目を開けようとしても光しか見えない。



そうか………。きっとここは明るすぎて見えないんだ。


たまたま太陽の光が強かったのかもしれない。