顔にかかった冷水は 俺を完全に目覚めさせた。 「バレンタイン……か……」 「あらまっ! 本当に起きてたの!? 今日の天気は……晴れだわ…… でもなんで?」 「かーさんうるさい…… たまには起きるんだよ……」 ふふっと含み笑いをした母さんは とりあえずご飯食べなさいねーと 上機嫌で台所へ戻っていった。