「ゆう…あの…あたし……!!」
怖がるなよ…
お前だってもう…わかってんだろ??
「あの…ね…!!!」
「あぁ」
「あの…明日まで…待ってほしいの…」
「はぁ…???
…なんで……」
正直、俺は今すぐに、琥珀を俺のものにしたい
俺だけの女に。
…だけど、泣かせてきたことを考えると
俺は抑えるべき…なのか??
「明日…バレンタインだから…」
「…わかった…」
あいつが真っ赤な顔してるから
俺の心配はなくなって。
でも、伝染したように俺の顔も熱くなってきたから
焦ってその場を離れた。
明日……
はやく…こいよ…

![じいちゃんの柿の木 [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre3.png)
![拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre1.png)
![病室の窓から… [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre2.png)