さっきから、頭の中を過るのは、走っていった彼奴の後ろ姿。
いつからだったか…
背中を追って、追って…
「琥珀……」
泣きはらした君と、その友達を見つけた。
「夕陽君…ちょっとこっち来て。
ごめん、琥珀。すぐ戻るから…
落ち着くんだよ??」
「………ん…」
一言だけ言葉を発して、そっぽを向いて黙る。
やめてくれ…こんな状況なのに…
いつからだったか…
背中を追って、追って…
「琥珀……」
泣きはらした君と、その友達を見つけた。
「夕陽君…ちょっとこっち来て。
ごめん、琥珀。すぐ戻るから…
落ち着くんだよ??」
「………ん…」
一言だけ言葉を発して、そっぽを向いて黙る。
やめてくれ…こんな状況なのに…

![じいちゃんの柿の木 [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.776/img/book/genre3.png)
![拝啓、過去(あの時)の俺へ [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.776/img/book/genre1.png)
![病室の窓から… [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.776/img/book/genre2.png)