「……別れたいの?」
いきなり図星をついてくる。
だが、それが真実。
「あぁ。」
「好きな人が…できたの?」
「………あぁ」
傷つけてでも、彼奴を手に入れたくて。
必死だった。
「…あたしは……
こんなに好きなのに!!
夕陽は……冷たいね。
暖かい夕陽じゃなくて、冬の空に
輝く暖かい夕陽じゃない…」
「俺は…バカなんだ。
お前みたいに
一途に思ってくれる奴を
好きになればいいのに。
いや、一時は好きだった。
気づいた俺が悪い。」
いきなり図星をついてくる。
だが、それが真実。
「あぁ。」
「好きな人が…できたの?」
「………あぁ」
傷つけてでも、彼奴を手に入れたくて。
必死だった。
「…あたしは……
こんなに好きなのに!!
夕陽は……冷たいね。
暖かい夕陽じゃなくて、冬の空に
輝く暖かい夕陽じゃない…」
「俺は…バカなんだ。
お前みたいに
一途に思ってくれる奴を
好きになればいいのに。
いや、一時は好きだった。
気づいた俺が悪い。」

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