そしてその日はやって来る。
「夕陽……」
「凪沙?」
「明日開けといてよ…?」
そう言われたけど、
俺は気付いてしまったんだ。
「悪い。
ちょっと場所を変えよう。」
「………何で?」
そういう凪沙を無理矢理引っ張って。
図書室に連れ込んだ。
必然的に手を掴んでいるわけで。
それを見られ、
その後も見られ続けていたのを知るのは………
「夕陽……」
「凪沙?」
「明日開けといてよ…?」
そう言われたけど、
俺は気付いてしまったんだ。
「悪い。
ちょっと場所を変えよう。」
「………何で?」
そういう凪沙を無理矢理引っ張って。
図書室に連れ込んだ。
必然的に手を掴んでいるわけで。
それを見られ、
その後も見られ続けていたのを知るのは………

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