☆フレンチ・キス☆

そしてその日はやって来る。



「夕陽……」



「凪沙?」



「明日開けといてよ…?」



そう言われたけど、
俺は気付いてしまったんだ。



「悪い。
ちょっと場所を変えよう。」



「………何で?」



そういう凪沙を無理矢理引っ張って。
図書室に連れ込んだ。
必然的に手を掴んでいるわけで。
それを見られ、
その後も見られ続けていたのを知るのは………