「はあ……」 「美織、何ため息ついてるの?」 つまらなそうに頬杖ついてため息をついたら、カンナに声をかけられた。 私は顔を上げてカンナを見る。 「三年生ってつまんないなぁって……」 「だよねぇ。やっと先輩の支配から解放されたのにねー」 カンナの言う通り。 うちの中学は、かなり荒れていて一つ上の学年まではひどかった。 ヤンキーが多かった……っていうのかな? 髪の毛を色鮮やかに染めたこわーい先輩達が授業中でもウロウロしていて、常に先生たちと鬼ごっこ。