「彩乃、美織ちゃんを引き止めてんじゃねーっての。話があるなら晃輔の話終わってからにしろよ」 「貴昭…」 貴昭が来たから、彩乃は言葉を止めたんだってわかった。 彼は少し苛立ったような様子。 先生に何か言われたのかもしれない…。 三人でこうちゃんとの待ち合わせ場所に向かった。 後ろを何度か振り返ったけど、カンナがついてきてる様子はなかった。 …さすがにそこまでしないか…。 「あーもう。遅いよ」 「ごめん~」 公園に到着すると、こうちゃんが待ちくたびれたようにベンチに座ってた。