「そろそろ帰ろっか」 「…そーだね」 場所を移動してまで話す事はない。 それ以上に、少し気まずいってのに。 立ち上がって自転車のカゴにペットボトルを入れた時、公園に自転車の二人乗りが入ってきた。 「あ、せんぱーい。こんにちは~!」 「…やっほー…」 後ろに乗ってた子…ともちゃんが無邪気そうな笑顔で手を振ってる。 ともちゃんはバレー部の2年生。 彩乃を通じて仲良くなった子だ。 だが、前に乗ってたのは近藤さんだった。