久しぶりに目が合ってドキドキした。 私は小さくうなずく。 「そっか…」 それを見てジンは納得したようにうなずいた。 気にかけてくれたのは嬉しい…。 でも、中途半端な優しさは欲しくないよ…。 別れを告げたのなら、優しくしないで。 あきらめられなくなっちゃうから…。 「んじゃ、行くわ」 「じゃーねー」 静かに去っていくジンにカンナはブンブンと手を振った。 友達…なら気軽に話しかけたりできるのにね。 私はカンナがうらやましいと思ってしまった。