ヤンキーの部活動日誌






「「「だぁーっ!もう!!」」」


「え!?ちょっ…」


「「「――お願いします!俺らの部活に入って下さい!!」」」



チキンヤンキー達がものすごい勢いで土下座をし始めた。


これは…ヤバいぞ。

周りの奴らが俺を「アイツ、ヤンキーに土下座されてんだけど!ヤバくね!?」みたいな目で見てる…!



「分かった!分かったから!お願いだからさ、頭上げてくんない?」



俺は必死にチキンヤンキー達にそう言い聞かせた。