――中学校の頃。

俺は『下ネタの神様』と呼ばれていて、それはそれは有名だった。


しかし、ある日それを知った母親に…


「そんな汚い子に育てた覚えはないわ!」

と泣きながらビンタされ、その日を機に俺は下ネタを言わなくなった。


…それでも俺は下ネタが好きだった。言った後に感じる達成感が、俺の心を支配していった。

そして俺は気付いたんだ。



「下ネタを、愛してると…っ!」


「「「……」」」



全て話し終えた俺は、清々しい気持ちでいっぱいだった。