「えー。ヤンキー部は、主に理科室で活動しまぁーす!」


「「はぁーい!」」


「……」



今日もヤンキー部は活動しています。

…と言っても、菓子やジュースを食べながらトランプをしてるだけだけど。



「なんだよ、直樹。そんな顔してなんか不満でもあんのか?」


「…大アリだバカヤロー!!」



俺は机をバンッ!と叩いた。それと同時に軽く目が霞む。



「今、何時だと思ってんだよ!

…2時だぞ、夜中の2時だぞ!?思いっきりスリーピングタイムの時間じゃん!」