「あ、おまえ、いたんだ?」 信哉が、眼鏡をスチャッと持ち上げた。 それと同時に、日光が当たって眼鏡が光る。 「な……っ!」 「おはよ」 そして、信哉は素っ気なく挨拶をした。 「う……。か、和馬ぁ~っ!」 そんな信哉の態度を見て、昴は和馬に助けを求める。