ヒミツのお姫様☆番外編




そう。ソイツとは、斉藤昴。



何で、こんなにもテンションが高いんだ。
(いつもだけど)



ムッとする俺に、


「高校生だぜ?
青春だぜ?」


明日の方向を向きながら、目をキラキラ輝かせて言う昴。


「青春っつても、男ばかりのこの学校で。
おまえは何を望んでるわけ?」


「んーと…」


少し考えたあと、俺の肩に手をまわす。