やっぱ俺、変だ。 熱でもあるのか? いろいろな考えが頭の中に浮かぶ。 「おっすっっ!」 テンション高めな声が俺の耳の中に響いた。 声のした方に振り向く。 すると、ソイツは二カッと笑い俺に片手を上げた。 「おす」 「なんだ? 素っ気ないなぁー。 王子?」 そして、ソイツは俺の首に腕をまわす。 「昴。 離せ。」