私がそっぽを向くと、空兄は、「海が嫌なら捨てる」と言う。



「何で、私の基準なの!」



「…は?お前、俺の彼女じゃねぇの?」



…話が読めません…;;

私は眉間にシワを寄せながら、空兄を見た。

空兄も私を睨んでる。



「いつ…そうなったの?」



「お前には煙草も酒も男も早いって言った時」



「あれがどこの告白なの;;」



私がため息を吐きながら天井を見ると、「鈍感なんだな」と言い、キスされた。



「んんッ――!?」



…病院で何してくれてんの?;;

私が空兄の肩をバシバシ叩くと、唇はすぐに離れた。