Infinite Information

俺はわけがわからなくなった。
PCのデータが全て消えていた。
俺は家政婦を呼び、PCを見てもらった。
家政婦は専門家に頼むべきだと話したので、PC店の場所を教えてもらい、持って行った。


係員に状況を説明するとPCにウィルスが流れたと話された。
どうすることもできないと言われてしまった。


『セーブデータを消去されてしまう』


ふざけるなよ


『PCデータを消去されてしまう』って言えよ。


俺はデータの入っていないPCを持ち、家に帰った。
家に帰ると、家政婦はご機嫌だった。
どうしてなのかはわからない。
俺は部屋に戻ったが何もすることが無く、家政婦の所に行った。


「何か手伝いたいんだけど」


暇になった俺が言ったことで家政婦はさらにご機嫌になった。
俺は夕食の手伝いをして、家政婦と一緒に夕食を食べた。
その頃から家政婦と食事をし始めた。




―――ある日
家政婦が俺に相談してきた。
高校進学のことだった。
俺は学校に一度も行ったことが無いし、興味もなかった。
暇つぶしのつもりで『行く』と言ってしまった。