―――夜
今日は色々なことがあった。
就任式・『神山ミコト』・お父さん・ヨシト………
私には話し相手が必要だった。
混乱している頭を整理する時間が………
「総長、森下様が来られました。
どうしますか」
「応接室に連れて行って」
「わかりました」
私は鏡を見た。
不機嫌そうな顔に渇を入れるため、頬っぺたをビンタした。
そのとき、写真が目に入った。
『C』結成当時の写真だ。
私は写真立てを倒して応接室に向かった。
応接室に入ると森下がいた。
「こんばんは、総長」
「こんばんは」
私はソファーに座り、森下と話した。
事件のこと、その後の行動………
すべて『W』の『穏健派』が動いていた。
警察の対応の遅さも部下が操作し、事件も部下がやった。
森下の話では『神山ミコト』を暴走させることで世界に終止符を打つと考えたらしい。
しかし、問題が生じた。
『伊藤マサ』であった。
彼はお父さんと森下に賭けを挑んだ。
計画段階まで変更点はなく、最後のお父さんが殺される段階で殺すか・殺さないかの賭けだった。
そして、『伊藤マサ』は賭けに勝った。
その賭けでお父さんは『C』と手を組み、私を総長に就かせた。
それは私にこの国の『防衛軍の将軍』にするためだった。
以上が森下と話をまとめたものだった。
だが、一つ問題があった。
『神山ミコト』だ。
今日は色々なことがあった。
就任式・『神山ミコト』・お父さん・ヨシト………
私には話し相手が必要だった。
混乱している頭を整理する時間が………
「総長、森下様が来られました。
どうしますか」
「応接室に連れて行って」
「わかりました」
私は鏡を見た。
不機嫌そうな顔に渇を入れるため、頬っぺたをビンタした。
そのとき、写真が目に入った。
『C』結成当時の写真だ。
私は写真立てを倒して応接室に向かった。
応接室に入ると森下がいた。
「こんばんは、総長」
「こんばんは」
私はソファーに座り、森下と話した。
事件のこと、その後の行動………
すべて『W』の『穏健派』が動いていた。
警察の対応の遅さも部下が操作し、事件も部下がやった。
森下の話では『神山ミコト』を暴走させることで世界に終止符を打つと考えたらしい。
しかし、問題が生じた。
『伊藤マサ』であった。
彼はお父さんと森下に賭けを挑んだ。
計画段階まで変更点はなく、最後のお父さんが殺される段階で殺すか・殺さないかの賭けだった。
そして、『伊藤マサ』は賭けに勝った。
その賭けでお父さんは『C』と手を組み、私を総長に就かせた。
それは私にこの国の『防衛軍の将軍』にするためだった。
以上が森下と話をまとめたものだった。
だが、一つ問題があった。
『神山ミコト』だ。


