「じゃ、よろしくお願いします」 「は、はい!こちらこそよろしくお願いします」 その日、私は早速雄太郎の足首にテーピングを巻くことになった。 「これと…あと、これ。この二つ使って」 雄太郎は慣れない私に変わって、色々な太さのテーピングがいくつか入った箱の中から、自分が使うテーピングを出してくれた。 「じゃ…いきます!」 私は本にグググっと体重をかけて、足首のテーピングのページを開いた。 そして、それを雄太郎の足元に置いて、ひとつひとつ確認しながらテーピングを巻いてみた。