…そして ようやく その日が訪れた… 僕は必死で遥がいるという高校を見てけ出したのだ。 再会を果たした あの日… 僕は一目で遥の事が分かった… どれだけ成長していても、 遥は遥だった… 遥は美しい女の子になっていた… 僕はドキドキしながら、しばらく成長した遥を見つめていた… 窓から桜を見ていた遥は、 僕の存在に気がついたのか、 いきなり僕の方へ振り向いた。 ドキンッ… 高鳴る鼓動… 「は…」 はるか… 愛おしい君の名前を呼ぼうとした、 その瞬間…