遥は新しい教室までの廊下を歩いていた。 窓から見える桜がきれいだ。 ふと足を止めて窓の外を見る。 トシ兄もこの満開の桜、見たかなぁ… ふとそんな事を思い自然に笑顔になる。 そして、改めて歩こうと前を向いた、その時