「今ならまだ許してやる。 こっちに来いっ」 遥は首を横に振った。 「ほら…来いよ…」 達郎は、ジリジリ遥に近づいてくる。 …もう…ダメだ… 遥は下を見下ろした。 結構な高さだ。 ここから落ちれば、 多分、死ぬ… …でも… 「いい子だ、遥… じっとしてろ…」 …こんな奴に 奪われるくらいだったら… 遥は覚悟を決めた。