遥が急に口を開いた。 秋は我に返り、目を開けた。 「私も、 なんだかここが 懐かしいような…… 気がして来た…… …なんだろ…」 遥は十字架を見上げる。 「前に…来たことがあるのかな…」 秋は、遥をまじまじと見た。 …神様… 「遥…」 遥が秋を見た、 その時、 ~~♪♪♪ 携帯のメロディーが鳴った。