「美亜 ホント、 ごめ『なにに対して?』 俺の言葉をさえぎった美亜。 美亜が口を利いてくれたことに安堵した。 「なにに対しての『ごめん』なの?」 少しだけ顔をあげた美亜の目は真っ赤だ。 大きな目は血走っている。 「え・・・・?」 「ノリで告白してごめん? からかってごめん?」 「ちがうよ!」 あの告白はノリなんかじゃないし からかったわけんでもない。 「じゃあ、なんなの・・・?」