美亜の目から 涙がこぼれた。 「ひどいよ、みんなして・・・・ わたしの気持ちも、考えないで・・・・・。」 美亜は俺をキッと睨んだ。 こんなにキツく睨まれたのははじめてで どうしたらいいのかわからない。 「あの、えっと・・・・ 美亜・・・」 「辰くんの、馬鹿・・・・」 「え?」 「辰くんなんて・・・ 大嫌い・・・・。」 え・・・・・ 美亜はそのままリビングをでて 階段を駆け上がっていった。