やっぱり美亜は、最高に可愛い。 他の女の子とは比べ物にならないくらい。 大事で、大事で、大事で、 美亜のためなら、俺、なんだってできるよ? 渡したくない、誰にも。 こんなにも、君を好きで 君だけを見てる男がいるのに 君は、俺をみてくれない。 「わたし、は・・・・・」 美亜の小さな赤い唇がかすかに動いた。 「・・・・やっぱりわかんない!!」 「え?」 てっきり 『先輩が好き』 って言うと思ったのに。