独占★Honey




やっぱり美亜は、最高に可愛い。

他の女の子とは比べ物にならないくらい。




大事で、大事で、大事で、


美亜のためなら、俺、なんだってできるよ?



渡したくない、誰にも。






こんなにも、君を好きで

君だけを見てる男がいるのに






君は、俺をみてくれない。








「わたし、は・・・・・」




美亜の小さな赤い唇がかすかに動いた。




「・・・・やっぱりわかんない!!」



「え?」







てっきり

『先輩が好き』

って言うと思ったのに。