美亜は、ボッと火がついたように赤くなった。 「そんなんじゃないよ!!」 説得力ないんだけど・・・・ 「好き、とかじゃなくて・・・・」 またうつむいてしまう。 「美亜? 俺には、隠し事しないで。」 「うん・・・・。」 また、ゆっくりと俺を見上げた。 その顔は、やっぱりまだ赤い。 真正面から、こんなにきちんと 美亜を見たのは・・・・ ホントに久しぶりだ。 だからか、俺の心臓はまた早く動き出す。 どくん どくん どくん ・・・・・・・・