―――相棒と手を組んだ後
俺は五十嵐の殺害に加担した。
相棒が五十嵐の任務を殺害しなければ、『G』での立場が危うくなる。
2人で警察本部を襲撃し、多くの犠牲と共に五十嵐を殺害した。
殺害後、用意しておいた今後の『計画』を相棒に説明した。
そして、俺達は別れた。




―――計画
これまでは『Infinite Information』の『資金』と相棒に会うための『餌』作りをした。
その結果、少ない資金で『Infinite Information』から動画の一部を手に入れた。
そして、五十嵐を使い、相棒を仲間にした。
今後は相棒から『G』の情報と資金を貰い、行動する。
俺は『W』内部に潜入して、『G』の裏切り者を見つける。
相棒は『G』 内部から、解析された『Infinite Information』のデータ―と『世界の出方』を探る。
また、以前からH社に依頼していた解析を相棒に担当してもらう。




このことで
1.俺自身で動画を見つける。
2.H社に依頼して動画を見つける。
だけでなく、
3.『W』内部にいる裏切り者から直接、動画内容と『世界の出方』を聞く。
4.『G』内部から動画と『世界の出方』を見つける
ことができる。




俺は『W』の『過激派』の傭兵として活動した。
相棒は『G』本部に戻り、議長隠密部隊から管理部への人事異動の書類を提出した。
書類は受理され、世界各地の情報を集める仕事をした。
しかし、計画を実行して8年が経過したが成果はなかった。