たしか、沖田は天然理心流だったっけ?




などと思い出しながら、




「どこの流派でもないですよ。独学です。」




と答えた。





「え!?すごいですね!独学でここまで・・・。」





と褒めてくれた。




「いえ、自分の身は自分で守らなきゃいけなかったんで。」





「そうなんですかぁ~。あっ!土方さんが呼んでる!じゃぁ、また!」





「はい。」





と言って別れた。