「まだ、来ないね・・・。彼ら・・・」 あたしの考えていたことを 読み取ったように桜美がポツリと言った。 沈黙が訪れる。 その沈黙を破ったのは、じっさまだった。 「お前ら!時間見てみろ!」 そう言われたので、渋々時計を見るとAM7:16。 電車が来るまで残り、4分。 「え!?うそっ」 「梓紗いくよ!」 待ってぇぇー! 桜美、準備速すぎです・・・(泣)