ザワザワと、木の葉は音をたててなびいていた。 あたしは桜の前まで来て、声をかけた。 「桜美。出てきて・・・?」 声をかけると、桜がポワッと光り 女の子が立っていた。 2人。 「紗雪・・・!?」 新撰組の人たちは驚いたが、 紗雪はニコッと微笑み、視線を梓紗に移した。