戦場となる場所であろうところにあたしたち新撰組はいた。 そこは、みんなでお花見した場所でもあり、 桜美の宿っている桜の木があるところだった。 「ここで、殺し合うのか・・・」 寂しげな声が異様に響いた。 桜美のいる桜の木を切ったりしない。 みんなを傷つけたりしない・・・! 絶対、絶対・・・・ 殺させはしない! あたしが守って見せるんだから!