「なんか、歌が聞こえませんか?」





沖田が静かに言うと




みんな耳を澄ませた。





「ホントだ・・・」



「声が聞こえる」



「原田声でけぇ、聞こえなくなるだろ」



「3人ともうるさいです。」





と沖田は黒笑した。