山につき、ごくりと息をのんだ。
他に数人の結界師と狩人も見えた。
「おお、爽哉、
初のペア狩?」
40代くらいの人だ。
隣には同年代の結界師と見られる人。
その人の装備は軽い。
きっと、この結界師は相当なベテラン。
オーラがちがう、自分に自信があるのだな。
「はい、そうです。」
爽哉は真面目な顔で言った。
「ペアと一人でやるのは随分違うからな。
ペアのことも考えながらエンジンふかさんと。
んで、結界師の能力は甘く見るなよ?
俺も何回こいつに助けられたか数え切れん。」
そう言って大きな歯を見せながら、結界師の方を親指で指した。
「・・・はい。」
爽哉は重々しく頷く。
「それじゃあ頑張れよ、
俺らはもう行くから。」
そう言って彼らは一台のバイクに二人で乗り、
山の中へと向かって行った。
その姿をすごく長い間見てしまっていたきがする。
なにしてんだ私、集中。集中。
「俺らも、もう行くか。」
「わかった。」
私は自分のバイクを麓に起き、
ヘルメットをかぶる。
爽哉のバイクの後ろに乗る。
「ちゃんと、掴まれよ。
降り落ちても無視するから、戦闘中なら。」
「わかった。」
そういうやりとりをして、爽哉は一気に バイクを走らせた。

