唇にキスを、首筋に口づけを




「ごめんごめん、

そろそろゆりな誕生日じゃんか!って思ったの!」



・・・誕生日。



あーバースデーですね。



あー・・・



誕生日かあ




私の誕生日は8月中旬。



つまり、
高校だと夏休みで中々祝われなかったのだ。



その度に少し嘆いたりしてた。




「誕プレ何がいい?」




わー嬉しい。



毎日あったりしてるわけでもなのにこんな風に誕生日覚えててくれるなんて。




感激だなー。



「気持ちだけでもすっごく嬉しいよ。」




私は思わず笑みが零れた。




「なにそれー。

一番こまるやつうう。」



「だって気持ちだけで本当に嬉しいから。」




「ゆりな、本当にいい奴だな。」




「なに急に」



私は笑った。


そんな風に言われると照れくさいじゃないか。



「わかったよー。


今度会おうね!


いつ会える?」




そういわれて私は予定を確認した。




あー水曜日はバイトが夕方でおわってるな、私にしては不思議なシフトだ。



いつも希望して夜間にいれているのに。

「水曜日の夜!」



「おけおけ!


私も平気だー!」



「じゃ駅で待ち合わせよ!」




「んでご飯いこー。」



なんて計画を取り決めて、私は電話を切った。




あー次の水曜日が楽しみだ。