何だか、いつもより、
いや、いつもっていうか?
なんて言うんだ、
全体的に爽哉が近い、近すぎる。
二人で出掛けたらフツーに手をつないできたり、
カッとなったら壁ドンするし、
お、かしい。
と、思う。
いや、まじで、何なの、本当に。
今もだ、
「ゆりなー、
俺と一緒にいろ。」
「あ、あ、はい?」
いや、いつも一緒じゃないですか。
「意味わかってる?」
「え、うん?
はーい。」
「返しテキトーだなおい。」
そう言うと、
爽哉はごほんと咳払い。
なんだかびっくりしてしまう。
「ずっと、ってことだから。」
・・・うん。
爽哉は、最近本当に・・・
言っちゃ悪いけど気持ち悪い発言するようになった。
悪い薬でも飲まされてるんじゃないかと思うくらい。
何かの罰ゲームなんじゃないかって疑うくらい。
今までは、
クールキャラだったような気がしなくもない。
忘れたけど、
最近のインパクトが強過ぎて。
・・・、どうすればいいのかまったくわからない。
一時の気の迷いなんだろうけど・・・。
こんこんに電話してみようかな・・・。
私ははーい、とか言って爽哉からはなれて、ケータイを取り出す。
自分の部屋にこもる。
そして電話帳からこんこんの名前を探し
発信ボタンを押した。

