唇にキスを、首筋に口づけを




・・・これから私、どうなるんだろう。




・・・餌にされるのかな。



これも、爽哉をおびき寄せるための。




でも、それって意味あるのかな。



爽哉をおびき寄せられるのかな。



あ、違うのか。



あいつの狙いは爽哉を殺すこと。



結界境線を人間が通ったら世界と世界の狭間で挟まれて死ぬ。




それが、狙いなのかな。



でも、私が魔界に連れ去られたなんてわかるかな。



いや、わからないでほしい。




あ、それとも・・・血とか、吸われたりするのかな。



だとしたら、



あの、お母さんみたいな死に方するのかな。




真っ青になって。




ゾワゾワっ・・・




肌が栗たった。




悪寒が全身を駆け巡った。




なんなの、なんなの・・・!?




私の頭の中!




ネガティブな思考しか出てこない・・・!




・・・でも、でも・・・




明るいことなんて考えられないよ・・・。




「っぅ・・・」




涙が止まらなかった。




ベッドにシミができていく。





怖い、怖いよ、本当に怖いよ・・・。




私、助けが来なかったらここでずっと孤独なままなのかな・・・。




どうなっちゃうのかな、私・・・。




私はずっと涙を流し続けた。





こんなに泣いたことはこれ以上にないと思うくらい。