余命一カ月の僕

春香は僕が死んでいく様を
心底楽しんでいるようだ。


周りの人々も
凍りついたように

僕たちを取り囲んで動かない。


ただただ
シリアルキラーの凶行に

恐れをなすばかり。


「早く死なないかなあ?」


春香は子供のように
僕が死ぬのを待ち望んでいる。